【10,000円以内】就職・転職に役立つ資格・検定 9選

【10,000円以内】就職・転職に役立つ資格・検定 9選

1.受験料10,000円以内の資格・検定一覧

資格を取得する際に最も気になるのが費用です。手軽に取得でき、かつコストが抑えられる資格は、挑戦しやすく、履歴書に記載して自己PRするのにも最適です。この記事では、比較的低コストで取得でき、就職や転職に役立つ資格・検定を9つご紹介します。受験料が10,000円以下であることに加えて、他の重要なポイントにも焦点を当てましたので、ぜひご覧ください。

1-1.カラーコーディネーター検定(スタンダード)

【10,000円以内】就職・転職に役立つ資格・検定9選

ファッション、デザイン、そしてインテリア業界で活躍する方々にとって、高い人気を誇る資格の一つです。この資格は、東京商工会議所が主催する民間の検定試験であり、配色テクニックや色彩の効果的なコーディネーションスキルを習得することができます。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
カラーコーディネーター検定(スタンダード) 5,500円 50~100時間 79.2% IBT方式 https://kentei.tokyo-cci.or.jp/color/

1-2.MOS(マイクロオフィススペシャリスト)

MOSは、国際的に認められた資格であり、WordやExcelなどのオフィススキルを証明するものです。パソコン関連の資格の中でも特に人気が高く、多くの人に支持されています。MOSにはスペシャリストとエキスパートの2つのレベルがありますが、まずはスペシャリストから取得することをおすすめします。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
MOS(マイクロオフィススペシャリスト) 10,780円 40~80時間 80% 全国一斉試験とCBT方式 https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/

1-3.秘書検定2級

この資格は、社会人として求められる電話応対や接客、業務の優先順位付けなど、実践的なスキルが問われるものです。合格率が比較的高く、業務上でのエチケットやビジネス文書の作成方法なども学ぶことができます。特に事務系のお仕事をしたい方におすすめです。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
秘書検定2級 5,200円 30〜50時間 54% 全国一斉試験 https://jitsumu-kentei.jp/HS/index

1-4.日商簿記検定2級

経営管理に役立つ知識として、企業から高い需要があります。この資格は、高度な商業簿記や工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営状況を把握できるなど、企業活動や会計業務における適切な処理や分析を行うことを目的としています。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
日商簿記検定2級 5,500円 250~350時間 24.8% CBT方式 https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class2

1-5.FP技能検定3級

【10,000円以内】就職・転職に役立つ資格・検定9選

一人ひとりの将来の夢やライフプランニングに対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」の2団体が実施しており、どちらかの団体で受検するか選択する必要があります。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
FP技能検定3級 8,000円 80~150時間 70~80% CBT方式 https://www.jafp.or.jp/exam/

1-6.医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)

メディカルクラークは、医療事務技能審査試験に合格した者に与えられる称号です。この試験では、医療事務における必須のレセプト業務だけでなく、窓口業務におけるコミュニケーション能力も評価されます。そのため、メディカルクラークは医療現場での信頼が厚く、総合病院やクリニックなどで多数の人が活躍しています。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®) 7,700円 約200時間 70% 在宅試験(※2024年7月度試験よりIBT方式) https://www.jme.or.jp/exam/mc/index.html

1-7.ウェブデザイン技能検定3級

国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。学科試験と実技試験があり、両方に合格すると、「ウェブデザイン技能士」として認定されます。合格すると、技能士として名刺などに専用のロゴマークを使用することができます。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
ウェブデザイン技能検定3級 学科6,000円/実技8,000円または3,000円(25歳未満の在職者) 約30時間 70% IBT方式 https://www.webdesign.gr.jp/

1-8.ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITや経営に関する基礎知識を身につけるための国家試験です。この試験を受けることで、ITに関する基本的な知識を習得し、顧客や社内の情報システム部門、そしてIT企業と円滑なコミュニケーションに役立ちます。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
ITパスポート試験 7,500円 100~150時間 50% CBT方式 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

1-9.マーケティング・ビジネス実務検定B級

【10,000円以内】就職・転職に役立つ資格・検定9選

マーケティング関連の職に転職を目指す方にとって、この資格は「実務で必要な知識を持っている」というアピールにつながります。また、より実践的な知識が求められるB級・A級の資格を取得することで、マネジメントクラスへのステップアップにも役立ちます。

資格・検定 受験料 学習期間 合格率 試験方式 公式サイト
マーケティング・ビジネス実務検定B級 6,800円 50~100時間 50% IBT方式 https://www.marke.jp/info/schedule

2.おすすめの資格の勉強方法

これまで10,000円以内で取得できる資格・検定についてご紹介してきましたが、実際に取得する際にはどのように勉強していけば良いか悩むことがあるかもしれません。簡単な資格であっても、効率的に勉強を進めなければ合格するのは難しい場合もあります。このセクションでは、資格取得のための勉強方法や、おすすめの学習法について紹介していきます。

2-1.独学

独学は、学習のための費用をほぼゼロに抑えることができるため、予算を抑えたい方におすすめです。テキストなどの購入費用だけで済むため、費用を節約したい方や、既に試験を受けた経験がある方に適しています。ただし、モチベーションやスケジュールの管理が難しい場合もあるため、合格するためには入念な学習計画を立てることが重要です。

2-2.通信教育

費用をあまりかけたくないけれども、独学では挫折してしまう可能性がある方には通信教育がおすすめです。通信教育を利用すれば、比較的安価な費用で専門のテキストで学習することができます。送られてきたテキストを活用して自己管理し、計画的に学習を進める必要がありますが、分からない箇所があれば専門の講師に質問できるため、挫折を防ぐことができます。さらに、サポートやアドバイスも受けられるので、安心して学習に取り組むことができます。

2-3.スマホやアプリ

アプリを活用すれば、通勤時間や移動時間などの隙間時間を活用して手軽に学習できるため、時間を有効活用したい方に適しています。無料版のアプリを使用すれば学習費用を全くかけずに済みますし、有料版でも独学や通信教育よりも安価に済ませられることもあります。

3.まとめ

簡単で費用が安い資格は、受験のハードルが低く、挑戦しやすいという点で魅力的ですね。しかし、誰にでも手軽に取得できる資格とは、就職や転職において必ずしも優遇されるとは限りません。実際に、就職や転職で資格を強みとしてアピールしたいのであれば、費用や難易度が高い資格の方が有利になることがあります。

自分のやりたいことや状況に合わせて、予算に合った資格を選ぶことが大切です。

 

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