【大分県×物流・倉庫求人】職種別 派遣料金
Indeed＞倉庫管理カテゴリー＞各職種 平均時給と派遣料金の相場※
※引用元：Indeed採用市場レポート2024年6月時点の値です。
※求人数、求職者数は、2024年4月以降の値です。
※平均時給は、派遣社員だけでなく全ての雇用形態を含みます。
※派遣料金の相場は、平均時給：派遣会社マージン＝7：3で算出しています。
人材派遣会社の利益率
人材派遣業界における利益率は、一般的にマージン率と混同されることがありますが、両者は必ずしも同じものではありません。
派遣先企業が支払う派遣料金にはマージンが含まれており、このマージンから経費や社会保険料などが引かれた額が、人材派遣会社の利益となります。ただし、会社ごとに経費が異なるため、利益率も変動します。日本人材派遣協会によると、業界全体の利益率は約1.2％とされています。
派遣会社に支払う「派遣料金」の内訳
まず、派遣料金の大部分、約70%が派遣社員の賃金に充てられます。加えて、派遣会社は派遣社員の雇用主として、各種の社会保険料を負担します。これらの社会保険料は、派遣会社の負担となり、派遣料金の約10.9%を占めます。派遣社員には有給休暇が発生しますが、取得の際には派遣会社が賃金を支払います。これにかかる費用は、派遣料金の約4.2%に相当します。このように、派遣社員に関連する費用が、派遣料金の約85.1%を占めています。
その他の費用としては、派遣社員の教育研修費用や相談センターの運営費、派遣社員をサポートする派遣会社のスタッフの人件費、オフィスや登録センターの賃借料、募集費用などの諸経費があります。これらの費用の合計は、派遣料金の約13.7%を占めます。これらの費用を差し引いた残りの約1.2%が、派遣会社の営業利益となります。
以上の内訳からわかるように、派遣料金は様々な費用が含まれており、派遣会社が派遣サービスを提供するために必要な経費や利益をカバーするために構成されています。
「マージン率が低い＝よい会社」ではない
マージン率が低いということは、派遣料金の中に含まれる利益が限られていることを意味します。しかし、マージンにはさまざまな費用が含まれており、それらの費用をカバーするために高いマージン率が必要な場合もあります。
一方で、マージン率が高い場合、派遣会社は派遣社員に対してより高い賃金や福利厚生を提供する余裕が生まれます。これにより、派遣社員にとっては魅力的な就業条件が整えられ、長期間にわたって安定した雇用関係が築かれる可能性が高まります。
したがって、マージン率が低いからといって、必ずしもその会社が良いとは限りません。逆に、マージン率が高い会社は、派遣社員の雇用条件やサポート体制が充実している可能性が高いです。結局のところ、派遣会社を選ぶ際には、マージン率だけでなく、その会社が提供する福利厚生や教育プログラム、サポート体制なども考慮する必要があります。
失敗しない人材派遣会社の選び方
派遣社員を依頼したい企業がまず行うことは、次のポイントを押さえたうえで派遣会社を選ぶようにしましょう。
派遣会社の規模感で選ぶ
まず、派遣会社の規模感を見極めることが重要です。大手派遣会社は全国規模での集客力があり、多くの優秀な人材を取り扱っています。ただし、取り扱う職種や業種が多いため、細かなサポートが受けられない場合もあります。
一方、地域密着型の派遣会社は地元の人材や企業に特化しており、コミュニケーションが密に取れる利点がありますが、知名度が低く人材集めが難しい場合もあります。
派遣会社の得意分野で選ぶ
次に、派遣会社の得意分野を考慮しましょう。特定の業種や職種に強い会社は、その分野のプロフェッショナルな人材を提供しやすいです。特に即戦力を求める場合は、得意分野に特化した会社を選ぶと良いでしょう。
営業担当者で選ぶ
派遣会社の営業担当者も重要な要素です。担当者のヒアリング力や業種・職種に対する理解力、適切な人材を提案できるかどうかなどを確認しましょう。派遣社員の早期離職は業務に深刻な影響を与えるため、担当者が企業のニーズを理解し、最適な人材を提供できるかどうかを見極めることが重要です。
以上のポイントを踏まえて、派遣会社を選ぶことで、失敗せずに理想的な人材を確保することができます。
人材派遣会社に事前に伝えておくこと
派遣会社で人材を派遣してもらう前に、次の5つのポイントをしっかりと伝えることが重要です。
１．派遣依頼理由
派遣依頼の理由を明確に伝えましょう。どのような目的で人材が必要なのかを伝えることで、派遣会社も適切な人材を選定することができます。
２．業務内容
次に、業務内容を詳細に伝えることが重要です。例えば、倉庫管理職でも、企業によって求めるスキルや業務内容は異なります。どのような商品を扱い、どのくらいの量があるのか、作業にかかる時間や重さの制限などを明確に伝えることで、派遣会社の担当者が適切な人材を選定しやすくなります。
３．就業条件
就業条件も正確に伝えることが重要です。終業時間や残業の有無など、派遣社員が働く環境についての情報を正確に伝えることで、求職者と派遣先企業との間でのミスマッチを防ぐことができます。
４．資格・スキルの有無
派遣社員が持っている資格やスキルについても伝えましょう。あまりに難易度の高い資格やスキルを求めると、適切な人材を見つけるのが難しくなります。代わりに、歓迎要因として「ピッキング・検品」「冷蔵倉庫」での就業経験など、求めるスキルや経験を具体的に示すことで、派遣会社がより適切な人材を提供しやすくなります。
５．職場環境・従業員数
職場環境や従業員数、男女比など、派遣先企業の情報も伝えることが重要です。求職者が派遣先企業の環境や雰囲気を把握できるように、写真や注意事項などを事前に伝えることで、派遣してもらいやすくなります。
まとめ
人材派遣会社の利益率は一般的に1.2%と決して高いとは言えません。しかし、TOMIYO JOB!ではこの利益から毎月の時給UPにかかる費用を捻出しています。一部からは「そこまで必要なのか」という声も聞かれますが、実際にはこの取り組みが、派遣スタッフのモチベーション向上に繋がり、高い定着率や質の良さにつながっています。
もし、人手不足でお悩みでしたら、ぜひTOMIYO JOB!へお気軽にご相談ください。当社は物流から製造、オフィス業務まで幅広い業務に対応し、全国に8拠点を構え、登録人材1万人の中から貴社のニーズにマッチした人材をスピーディにご紹介いたします。
当社では利益率を下げることで、派遣スタッフの満足度を向上させ、企業様の業務に貢献することを目指しています。お客様のご要望に迅速かつ適切に対応し、最適な人材を提供することで、お客様のビジネスの成功に貢献することをお約束します。
