「子どもを預けて働きたいけど、仕事と保育園、どっちから始めたらいいの?」
「保活と就活、同時進行で本当に大丈夫?」
育休からの職場復帰、または子育てが一段落しての再就職。どちらの場面でも直面するのが、“保活と就活、どっちが先か問題”。私たち人材会社にも、こうしたご相談は数多く寄せられています。そして答えは明確です。
答え:「仕事探し(内定)を先に」進めましょう。
理由は、認可保育園の入園選考にある「点数制度」。この記事ではその仕組みをわかりやすく解説しながら、スムーズな両立を叶えるためのスケジュール、よくあるお悩みへの対処法、そして強い味方「エンクル」の活用法まで、詳しくご紹介します!
この記事はこんな人におすすめ
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育休復帰に向けて「保活」と「仕事探し」を始めたい
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子育てが落ち着いて、社会復帰を考えている
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パート・派遣・時短勤務など柔軟な働き方を検討中
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保育園の仕組みや申し込みルールがよくわからない
就労内定が保育園入園のカギを握る「点数制度」とは?
認可保育園の入園審査では、保護者の就労状況や家庭環境が点数化され、点数の高い家庭が優先的に入園できる仕組みになっています。
つまり「求職中」よりも「就労内定あり」の方が明らかに有利。特に待機児童が多い都市部や激戦区では、この差が結果に大きく響いてきます。
点数制度の一例:
条件 点数の傾向 両親フルタイム勤務(週40時間以上) ★★★ 高得点 片親フルタイム+片親パート ★★ やや高得点 求職中 ★ 低得点 認可外保育園を利用している +加点あり 同居祖父母が保育可能 ▲ 減点対象
できる限り「内定取得済」の状態で保育園申し込みに臨みましょう。そのためにも、早めの就職活動開始が肝心です。
【保存版】保活×就活の理想的スケジュール4ステップ
保育園入園と就職の準備を同時に進めるには、計画が不可欠。ここでは、4月入園を目指す方に向けたタイムラインをご紹介します。
STEP1:情報収集フェーズ(半年前〜)
- 自治体の「入園のしおり」や点数制度を確認
- 希望園のリストアップと見学
- 自分の働き方(正社員・派遣・パート)を整理
派遣やパートでも、月120時間以上働ける条件なら、点数は十分高くなります。
STEP2:就職活動フェーズ(3〜4ヶ月前)
- 履歴書・職務経歴書の更新
- 子育て理解のある企業を中心に求人を探す
👤 人材会社の活用を! 子育てとの両立がしやすい職場・時短勤務・ブランクOKの求人も多数。入社時期の相談が可能な企業もご紹介できます。
STEP3:内定取得&保育園申込(2〜3ヶ月前)
- 内定後、速やかに「就労(内定)証明書」を企業に依頼
- 必要書類を整え、自治体の締切前に申請
STEP4:結果発表・入園準備(1〜3月)
- 合格通知が届いたら、会社と入社日の調整
- 不承諾の場合は、認可外保育園や二次募集も視野に
よくある質問(Q&A)で不安を解消
Q. ブランクが長いと、就職活動に不利ですか?
A. 不利になるとは限りません。
育児によるブランクは多くの企業が理解しており、再就職支援に力を入れる企業も増えています。
ブランク期間中に行った家事・育児経験を「マネジメント力」「スケジュール管理能力」などとしてアピールするのも効果的です。
Q. 保育園が決まるまで、企業に入社を待ってもらえる?
A. 企業によっては入社日の相談が可能です。
特に派遣会社を通す場合、子育てに理解のある企業を紹介してもらえるケースが多いため、事情を伝えて調整することは珍しくありません。
Q. 派遣社員として働く場合、育児と両立しやすい仕事はありますか?
A. はい、たくさんあります。
時短勤務や週3日~OKの仕事、子どもの急な休みにも対応しやすい職場など、柔軟な働き方を応援する企業が増えています。
人材会社を通して探せば、条件に合う仕事が見つかりやすくなります。
Q. 面接で「子どものこと」を聞かれたらどう答えるべき?
A. 正直かつ前向きな回答がポイントです。
「保育園の申し込みも進めており、勤務開始に向けた準備は万全です」といった回答が好印象。
子どもの急な体調不良などのサポート体制(例:家族の協力)も伝えておくと安心感を持ってもらえます。
働く親の味方「エンクル」で保活の不安を軽減!
保活を進めるうえで大きなハードルとなるのが、「情報収集」。時間が限られる中で、すべての園を調べ、見学し、比較するのは至難の業です。そこで私たち人材会社が自信をもってご紹介したいのが、**保育施設検索プラットフォーム「エンクル」**です。
▶エンクルの特長
- 地図上で通園エリアの園を一括比較
- 空き状況や保護者口コミも確認できる
- 希望条件にマッチした園からオファーが届く
- 働き方に合った園選びがしやすい
▶なぜ人材会社が勧めるの?
私たちは「働きたいのに、保育園が決まらない…」という声を何度も聞いてきました。だからこそ、仕事と子育てを両立させたい方にとって、“エンクル”のようなツールは不可欠。就職支援とあわせて、保育施設選びのミスマッチを減らせるこのサービスは、まさに働く親の味方と考えています。