いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

新年度が始まり、企業や組織では新入社員を迎える季節となりました。 現代の職場環境は急速に変化し、新たな価値観や働き方が求められるようになっています。特にZ世代と呼ばれる若手社員は、デジタルネイティブとして生まれ育った世代であり、従来の職場とは異なるアプローチや考え方を持っています。このような状況下で、いまどきの新入社員を育てるためには、彼らの特徴や価値観を理解し、適切に対応することが必要です。本記事では、Z世代の特徴と付き合い方のポイントについて解説します。

いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

Z世代とは

「Z世代」という言葉は米国で発祥しました。英語圏で「Generation Z」と言われ、一般的にミレニアル世代(1980年代後半から2000年代初頭に生まれた世代)に続く次世代を指します。Z世代は、主に1990年代後半から2000年代に生まれた25歳以下の若い世代で、これから社会の中心となっていく存在と言えます。

いまどき新入社員、Z世代の特徴

デジタルネイティブ

Z世代はデジタル技術に囲まれて育ち、スマートフォンやソーシャルメディアを日常的に使用することに慣れています。そのため、テクノロジーに対する理解や使いこなし能力が高い傾向があります。コロナウイルスの時期には、デジタルスキルがより重要になり、オンラインでの学習なども行われたのもデジタルに強くなった理由の1つです。

国際的な多様性の価値観

SNSなどで日頃から様々な情報に触れているからこそ、性別、人種、性的指向などの違いを尊重し、多様性を重視します。差別や偏見に敏感であり、平等や公正な社会を求める声を上げることもあります。

コミュニケーション意識

Z世代はデジタルネイティブとして育ったため、テキストやSNSなどのデジタルメディアを通じたコミュニケーションを好みます。年功序列に囚われず、重要な判断は自分の意志・自分らしさに従いたいと考えています。だだしコミュニティ意識が強いので仲間など信頼している人の意見は素直に受け入れます。

効率性を重視する

Z世代は効率性を重視し、スムーズな作業フローを求める傾向があります。得意であるテクノロジーを駆使してタスクを迅速にこなすことを好みます。手間のかかる作業や非効率的なプロセスには不満を持ち、改善の余地があると感じます。

Z世代の強みを引き出すポイント

いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

仕事の意味や目的を明確に言葉で伝える

Z世代は仕事の意義や目的を理解することでモチベーションを高める傾向があります。しっかりと何のために行う業務なのかを説明し、意味・目的が不明確な仕事の采配を行わないようにしましょう。また、言葉で伝える際も最初に要件→意味・目的と伝えることで効率性を重視しているZ世代も受け入れやすくなります。

チームワークの中で自己成長させる

自分の意見を主張するのが苦手なZ世代には、頼れるチームでの対話の中で、自己主張の機会を増やすことが大切です。まずは社内ポータルやグループチャットなども活用しながら、自分の意見を主張することに慣れてもらいましょう。協調性が高いので、だれかと競わせる方法は向いていません。指導する際にも人と比べ劣ってる部分を責めることはNGです。上司やリーダーは、チームの一員としての役割や責任を明確にし、自らの力を発揮し成長できる環境を提供することが大切です。

「個別」で指導・対話することを意識する

新入社員研修など集団で指導する機会がついつい多くなりがちですが、「自分自身」のことであると個別に指導した方がZ世代には伝わります。また、「Z世代だから…」という大きなカテゴリで見るのではなく、「個人」として対話する機会をもち、しっかりと信頼関係を築くことで、業務に対する本音や良いアイデアなどが出てきます。

「聞く姿勢」で考えや価値観をまずは肯定する

繰り返しになりますが、Z世代は自分の意見を主張するのが苦手なので、先ずはこちら側から「聞く姿勢」を意識し、対話をしていきましょう。個人の意見や考えを大切にする傾向にあるので、新入社員の未熟な考えであっても、まずは一度受け入れ肯定(承認)した後に、こちら側の考えや要望を伝えると良いでしょう。いい意見であった際やいい仕事を行った際にはしっかりと言葉で褒める・感謝することも忘れずに。

いまどき新入社員と上手く付き合うポイント

いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

理由のない「しきたり」はNG!歓迎会は自由参加で

「新入社員なら○○をするべき」など伝統的なしきたりや形式的なイベントにこだわりすぎるのはNGです。また、新入社員にとって歓迎会や親睦会は大切な社内イベントですが、強制的な参加ではなく、勤務時間外であれば自由参加の形式を取ることが重要です。新入社員には自身のスケジュールや好みに合わせて参加の選択肢を与え、ストレスなく参加できる環境を整えましょう。

感情的に接するのはNG、相手との対話を大事に!

感情的に接することは避け、相手との対話を大切にすることが重要です。感情的な反応は、問題解決やコミュニケーションの円滑化を妨げます。相手の意見や感情に敏感に耳を傾け、対話を通じて問題を解決する姿勢を示すことが大切です。

プライベートの時間を大切したいと考えているZ世代ですが、プライベートの話を全くしたくないわけではないかも…?当たり前のことですが相手の考えを尊重しながら、信頼関係を築くためにも趣味や特技、休日の過ごし方などでのコミュニケーションをとることも良いかもしれません。

「自分らしさ」を尊重

年代が離れるほど「Z世代は、」「最近の若者は、」と一括りにして固定概念をもって接しがちです。しかし全体の傾向だけ見て、個人を見ることが出来ないのは上司や先輩としてNGです。Z世代の「価値観」を理解するのはもちろんですが、1人1人の個性や良さを理解した上で接していきましょう。

いまどき新入社員の育て方|Z世代の特徴と付き合い方のポイントは「価値観」

いまどき新入社員の育て方において、Z世代の特徴を理解し、彼らの意見や価値観を尊重することが育て方のポイントです。上司や先輩社員は、対話を通じてコミュニケーションを取り、その人物の理解を深めながら信頼関係を築きながら、成長の機会を提供することが求められます。

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