年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

みなさん年賀状の準備はできましたか?今年も2024年分の年賀状の引受が12月15日より開始されました。12月15日~25日までにポストに投函すれば元旦に年賀状が届きます。
近年ではSNSなどの普及により年賀状の発行推移は減少中…そんな今だからこそ知りたい・書きたい年賀状についての解説をお届けいたします!

年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

<まずはここから>年賀状を送る人への住所の聞き方

年賀状を出すには宛先(住所)が必要です。ビジネスでやり取りしている方や上司などには特に気を付けて聞く必要があります。直接聞く場合・メールで聞く場合の注意点を押さえておきましょう。

直接聞く場合
上司など距離感の近い関係の人には、なるべく直接聞くようにしましょう。(返信の手間を取らせない為)
関係性や距離感での使い分けは必要ですが分かりやすく簡潔に伝えるのが良いでしょう。

例「年賀状をお送りしたいのですが、もしよろしければご住所を教えていただけますでしょうか」

メールで聞く場合
直接会いに行けない取引先の会社など、どうしても対面で聞けない場合のみメールで尋ねましょう。
自分の住所は記載せず、返信で尋ねられた場合に回答すると良いでしょう。

基本的な年賀状の書き方マナー

<宛名面の構成>
宛先に漏れや不備があった場合、失礼になるだけではなく正しい届け先に年始に届かない恐れがあります。ポストへ提出する前にミスがないか確認しましょう。

年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

<裏面(デザイン面)の構成>
【賀詞・あいさつ文・添え書き・新年の年号、日付】が基本的な構成となります。

①賀詞
例)謹賀新年/あけましておめでとうございます/賀正/迎春/HAPPY NEW YEAR など

年賀状の冒頭に書くことでお祝いの気持ちを表現する言葉です。
賀詞には実は細かいマナーが決められています。
・目上の方には1文字や2文字の賀詞は使いません。(賀正や寿など)
・目上の方には「謹」「恭」などの含まれた賀詞が望ましいです。(謹賀新年や恭賀新春など)
・同じ年賀状に賀詞を2つ入れてはいけません。

②挨拶文
例)旧昨年は大変お世話になりました/皆様のご健康とご多幸をお祈りしております/今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます など

【お礼・祈り・願い】の3軸を基本とし、関係性に合わせた文言を選びましょう。

③添え書き
例)昨年は公私ともに大変お世話になりました/新天地でも業務に励んでいく所存です/家族が増え賑やかな新年を迎えています など

転勤や出産、結婚など、自身の近況報告や趣味や仕事などの共通の話題・抱負を書きます。
添え書きは必ず書かなけばならないわけではありませんが、一言添えることで心のこもった年賀状になります。

④新年の年号、日付
例)令和〇年 元旦 / 202〇年1月1日

作成時に今年の年号を書かないように気を付けましょう。

年賀状のNGルール、注意点

年賀状において避けるべきNGルールも存在します。
送る相手に失礼にならないように気を付けて作成しましょう。

①個人情報の取り扱いに注意する
相手の住所や個人情報を含む内容を取り扱うことになります。
相手のプライバシーを尊重しましょう。

②相手の信仰や文化に敬意を払う

③内容でのNGルールにも気を付ける
・祝賀の言葉は避ける
・忌み言葉は使用しない
・句読点
・手書きの修正は慎む

④ポストへ投函する期間を守る
年賀状は新年に向けた挨拶である為、元旦に到着するよう期間内に投函しましょう。
もし遅れてしまう場合は謝罪する一文をつけたほうが良いでしょう。

年賀状の書き方 ビジネスマナー 宛名の書き方などケースごとの例文紹介

年賀状は手紙のやりとりが減った現代においても、大切なコミュニケーションの手段として存在感を保っています。手書きの年賀状は相手に真摯な思いを伝える特別な手段。ビジネスの場でも、大切な人への感謝の意を伝える際に活用しましょう。一枚の年賀状が、新しい年に向けての良いスタートを切るきっかけとなるかもしれません

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